戦後72年と言うが。

 毎年この時期になると戦争の話題が取り上げられる。今年で戦後72年にもなるという。考えてみれば、圧倒的に国力差のある国の挑発に乗り頭に血が上り、勝てもしない戦争に踏み切り、国民に塗炭の苦しみを与え、マスコミは大本営に寄り添い、常に戦況を良い風に書き、国民と兵士の苦しみを長引かせた。そして明らかに負けているのに往生際が悪いせいで本土決戦になり、大量殺戮を招いた。一敗地に塗れるとはこの事だろう。

 悪い話は数多いが、この頃見たテレビ番組ではインパール作戦731部隊が生々しく記憶に残った。前者は明らかに無理な作戦をたて、数万人の兵士を犬死にさせている。しかも、その責任を取った者はいない。後者は石井部隊として知られているし、森村誠一が「悪魔の飽食」として小説化している。細菌兵器の研究で有名。満州において捕えた捕虜をマルタと称し、ありとあらゆる人体実験を行い、生きた人間を解剖までしている。吐き気を催す、まさに悪魔の所業である。やはり彼らも責任を取っていない。

 戦争が良くないのは無論だが、勝っても犠牲者は出る。そして二度と帰ってこない。負けたら賊軍、何十年経とうと侮辱され、貶められる。今の日本がそうである。どうでもいいような国に好き放題言われ続けるのである。

 さて現代に話を戻すと、今の会社企業、規模が大きくなるほど社員に対して厳しくなるように思える。自分の家族にだったら絶対に出来ないような事を大義名分の下にやってのけるのである。電通の過労を苦に自殺。東芝の歴代3社長による粉飾決算、シャープの衰退。東芝、シャープの担当者は相応の責任を取っているのか疑わしい。そして常に責任を取らされるのが一般社員、何の落ち度もないのに解雇と最も重い責任を取らされるのである。

 戦争中の国民、兵士と同じである。そしてこれらの会社にありがちなのが、サラリーマン社長で自分の任期さえ、全うすれば良いと将来展望のない経営をするので何代かすると会社がジリ貧になってしまう事も考えられる。

 基本的に戦争時分と同じ、無責任で無慈悲、自分さえ良ければいいのである。

以上独断と偏見に満ちた考察です。